すいっちでは毎週土曜日にアスレチック教室を開催しています。
外部よりパーソナル&スタジオ専門ジムを運営しているパーソナルトレーナーを招き、運動や体の専門家とすいっち職員による運動療育のプログラムを提供しています。
屋外での走り方、ボールの投げ方といった体を大きく使う運動であったり、鬼ごっこやドッチボールのような遊びを交えた運動も行います。
すいっち内に設置されているボルダリングを使用してのボルダリング指導。高学年が中心にはなりますが、コースづくり、更なる高い難易度への挑戦などを頑張っています。
室内でも運動プラグラムを行います。雨天時、冬季は室内がメインとなりますが、体感トレーニングや基礎運動を行っています。
ここまでは運動面の話でした。アスレチック教室を通して行っている療育は「なかなか先生の話を聞くときにじっとしていられない」「みんなで聞く場面なのにいなくなる」といった点についてトレーナーから説明を聞く際に、左上の写真だと線が引いており、そこに素早く一列に並ぶ競争をしてから話を始めた様子。右上の写真だと一人ずつボールをもって壁に並ぶ。というルールを与えた様子だったりします。
このように通常の療育の中では作りにくい、集団かつ先生から話をきくという場面。日常の集団療育では良くも悪くも職員と子どもたちの間に慣れが生じて少し気持ちにゆるみが出ます。しかし、外部だからこそしっかりとした先生と生徒という役割設定が出来たりします。運動中はすいっち職員はあくまでも支援員に徹し、こどものサポートにまわっています。
また運動を通して握力やジャンプ力、体幹、バランスなどといった点の強化も行います。また応援などを通してどんな言葉は相手を傷つけるか、どんな言葉だとやる気が湧くかなどのコミュニケーション面の療育も行います。
プログラムを終えた後は、トレーナーとこどもたちで大根抜き、鬼ごっこ、かくれんぼなど、子どもたちのリクエストに応えての遊びをしています。